施工事例
医療法人共生会びろうの樹様
利用者目線で整えた、温かみと機能性のある家具コーディネート事例
こんにちは。鹿児島県鹿児島市を中心にオフィス環境づくりのサポートをしている鹿児島オフィスづくり.comです。
今回は、志布志市の医療法人共生会びろうの樹様の事例をご紹介します。大隅に暮らす方々へ充実した「医療と介護」を提供すべく、2025年6月 三つのクリニックを統合し、「医療法人共生会びろうの樹」として新スタートされた法人様です。
移転に伴い、施設内の複数スペースにわたって家具を納品した事例をご紹介します。用途に応じた家具を選定し、空間ごとに最適な居心地と機能性を両立させたコーディネートを行いました。
施工レポート
エントランス付近に設置したイートインスペースには、鹿児島県産木材を使用した丸テーブルとアーム付きチェアを配置。ナチュラルな木製フレームと柔らかなファブリックが、利用者の緊張を和らげ、リラックスしたコミュニケーションを促します。背もたれや座面の角度にも配慮し、長時間でも快適に過ごせる設計です。
診察室には、コンパクトでありながら座り心地の良いチェアを納品しました。背面に取っ手付きで移動しやすく、清掃性にも優れたデザインです。デスクやモニターとの相性も考慮し、患者様とのスムーズな対話を妨げないレイアウトとなっています。限られた空間でも機能を損なわないシンプルな美しさが特長です。
食堂・多目的スペースには、用途に合わせて2種類のテーブルを納品しました。
1つは、車椅子の方にも配慮した天板の高いテーブル。座ったままでも足元にゆとりがあり、移動しやすく快適にご利用いただけます。他のご利用者様も使いやすいようにテーブルに合わせてチェアも脚を高く作成しています。
もう1つは、イートインスペース同様、鹿児島県産材を使用した温かみのある木目テーブル。地元の資源を活かしたナチュラルな質感が、空間にやさしさと落ち着きを与えています。明るい陽射しが差し込む中で、木のぬくもりがより一層引き立ち、利用者の憩いの場としてふさわしい雰囲気を演出しています。
入院病棟内にある、患者様・ご家族の方が利用されるラウンジスペースです。
ベンチタイプのソファーは、背もたれの高さやクッション性に配慮し、長時間座っていても疲れにくい設計です。テーブルには木目が美しい天板を採用し、ほっとできる温かみをプラスしています。ご家族との面会や談笑の場として、落ち着いた時間を過ごしていただけるよう意識したコーディネートです。
こちらはスタッフの食事兼休憩スペースです。落ち着いた内装に合わせ、マイルドな色合いのグレーのテーブル・椅子を納めました。
休憩スペースは、スタッフ同士がコミュニケーションを取る場所でもあります。テーブルと椅子を設置することで、自然と会話が生まれ、情報共有やチームワークの強化に繋がります。医療・介護の現場では、チームワークが非常に重要な要素となるため、こうした空間が職場の連携を深めます。
施工データ
会社名 | 医療法人共生会びろうの樹 |
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事業内容 | 医療・福祉サービス |
所在地 | 鹿児島県志布志市 |
ご提供したサービス | レイアウト提案 家具提案 |